すきっ歯や歯の変色
木村歯科医院では
『歯を残す』
とにかくこれを強く意識して日々診療しております。
歯を削ることに関しても天然の歯が一番いいので極力保存していけるようにと努めております。
その上で見た目が気になる場合の治療法を紹介させていただきます。
ここ最近、ファッション雑誌『FRaU （フラウ）』で歯科特集が大々的に組まれたり、その他のライフスタイル雑誌等でも歯科に関して取り上げられた影響か、男性、女性問わず歯の審美改善に関する問い合わせがよくあります。
今回は審美と歯の保存を両立させる3つの方法を取り上げます。
A.ラミネートベニア
B.ホームホワイトニング
C.ブリーチング
A.ラミネートベニア
『口元が気になり人前や写真撮影のときになかなかニコッと口を大きく開くことができない。』
『矯正治療するほどではないけど少し気になる。』
すきっ歯など見た目でお悩みの方にはラミネートベニアをお勧めしております。
一本約7万円ほどでできます。
メリット
1.歯の削る量少なくできる
オモテ面約0.5mm削る程度なので、全部かぶせるタイプのものよりかなり歯を削る量が減らせる。
2.比較的短時間で完了する
簡単な症例であれば治療回数3回ほどで完了します。
3.歯の色を変えられる
周囲の歯と色調を近づけて、『どれを治したかわかりづらい』と思っていただけるように努めていきます。
デメリット
1.歯を削る
極力歯を削る量を減らしながら審美改善をする方法ですが、全く削らないというわけではないです。歯がしみるということも稀にでます。
元々のエナメル質が薄く削る事が難しい症例では元の状態よりは少し盛り上がる事があります。付け爪のような感覚です。
2.脱離、破折する事がある
削る量を極力減らして、接着の力で維持させるので全部かぶせるタイプのものより脱離する可能性はあります。また非常に薄いため必要以上に過度な力がかかると欠ける事があります。
歯ぎしりがひどい方や噛み合わせの関係でラミネートベニアでの修復が困難なことがあります。
3.全体的な歯並び治療には不向きかも
全体的に歯並びが気になる場合は、矯正治療の方が向いているかもしれません。
4.歯茎の退縮した場合には再度やりかえる必要があるかも
B.ホームホワイトニング
『ただ歯の色を全体的に白くしたい』
という方にはホワイトニングをお勧めします。
下の写真はわかりやすいように上の歯だけホワイトニングした状態です。
費用 片側15000円〜
メリット
1.歯を削らない
2.自分の歯型に合ったマウスピースを装着するだけで手軽なので自宅でできる
3.繰り返し施術ができる
デメリット
1.極端な白い色にはならない
2.しみることがある
3.歯の質によって効果に個人差がある
4.ホワイトニング中は食べ物、飲み物に制限がかかることも
C.ブリーチング
『歯が一本だけすごく暗い色をしてて目立つ』
という方にはブリーチングをお勧めします。
費用 一本15000〜20000円
メリット
1.ほとんどの場合、元々削ってある詰め物を取るだけで新たに削る量としてはかなり少なくできる
2.自分の歯を活かしつつ、被せるものに比べて費用もだいぶ抑える事ができる
デメリット
1.薬剤を使用するので効果に個人差がある
2.失活歯のみ対象
3.薬剤に過敏な方は不向き
など今回は簡単に3つの方法をご紹介させていただきましたがまだまだお伝えきれていない部分もあるかと思いますので是非直接お越しいただいてご相談していただきたく思います。よろしくお願いします。
木村歯科医院は開院してから42年、海津市、養老町、桑名市はもちろん、いなべ市や羽島市など近郊からも通っていただけるまでになりました。
